「どこをみて施術するのか?」
触診、望診、切診、舌診、臍診、臭診、脈診、問診
少しの知識と莫大な臨床経験を詰めば誰でも出来ます(診断は医療行為であり、国家資格保持者のみ可能です)。
それに基づき、病気、怪我、不定愁訴と向き合うアプローチが組み立てられます。
こと、タイマッサージであれば禁忌事項に氣をつけることであまたの症例に対して、
緩やかな改善に導けることはタイ政府の見解でも言われています。
(医療行為は重ねて伝えますが医療従事者のみ行うことが出来ます、根本改善であればリラクゼーションセラピストも可能なはず)
では、
何をもってお客様(クライアント)と向き合うのか?
主訴に対して向き合うならば、三流。
未熟な療術家にありがちなパターンで、対処療法を繰り返すことで「通ってもらう療院、サロン」です。
根本原因と向き合うアプローチを行う、
これが東洋医学の本分だと思っています。
そのためにはクライアントが、
・どのような環境で育ち
・どのような環境で生き
・どのようなモチベーションで向き合っているのか
これを理解し向き合う必要が在ると思います。
・良くない習慣と向き合い、受け入れ、断ち切る
それが出来なければ根本改善は画に描いた餅。
ぼくは観れば、触れば、クライアントがどのような、、、がなんとなく解るようになってきました。
「あなたは占い師なの?」
「なぜ解るの?氣持ちワルイ!」
お客様からよく言われることです。
では、どうしたらそれが出来るのか?
をお伝えします。
「今、目の前に在る身体(有機体)から全ての痛みと苦しみが取り去らわれますように、そして、幸せが訪れますように、」
タイマッサージのマントラの一文。
これをもって、クライアントと真摯に向き合い続けること。
それだけです。
これを実践していると
學びが楽しくなります。
練習が楽しくなります。
結果、受け手の身体に今までよりも良い変化が起こります。
こうしてやろう、
こうすれば痛みは消える(と教科書に載っていた、先生も言っていた)、
これでは受け手と向き合わない、
ただの【作業】です。
西洋医学の見解でも、
【作業としての治療】と、
【人の尊厳を理解して向き合った治療】では、出てくる結果は大きく違うことは示唆されています。
量子力学では、
今やこの辺りは常識であり、基本通念となっています。
どのような療術であれ、
ライン作業ではない、向き合うアプローチを心がけてください。